前向きな姿勢
7月に入りSTの先生が変わりました。若く可愛らしい中澤先生です。患者のことをよく把握するために、とても熱心に勉強している先生でした。
前にも書きましたが、「考える」ことが仕事の中心である私は、この病気になってしまい‘仕事に復帰’どころか、思考はもちろん自分の意思や気持ちさえ、うまく伝達できずにちょっと落ち込んでいました。この先生がいたおかげで「自分もこんなことじゃあいけない!」と前向きな気持ちで言語訓練できたと思います。
システムエンジニアの仕事を説明出来ず、先生を梃子摺らせてしまい申し訳ありませんでした。会社の仲間が持ってきてくれた「システム開発方法論」の本を「2,3日、貸してください。」と言ったときの顔が忘れられません。(1週間が経ち、本を返しに来たときの「‘難しくってさっぱり解らない’ということが解った」と言った顔も!)
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