“パソコンができる”
からといって
“仕事ができる”
とは限らない
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面接などで、「パソコンできますか?」と聞かれたら… 「ワードやエクセルだったら得意です。」 ーこれ答えになっていますか?
見事!あなたは採用されました。 でも、こんな事例があります。
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上司:稟議書のフォーマットを作ってくれ。
あなた:稟議書って??
作れません...
上司:パソコンできるって言ったじゃないか。
あなた:ワード2級持ってます。
パンチは速くても、
稟議≠フ意味が分かっていない。
これでは何を作って良いのか、イメージさえ浮かばない。
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上司:今月の売上情報から粗利を出して表にしてくれ。
あなた:粗利って?
作れません...
上司:パソコンできるって言ったじゃないか。
あなた:エクセル2級持ってます。
エクセルはできても、
粗利≠フ意味が分かっていない。
売上≠ゥら粗利=H何のことやら… |
「パソコンできますか?」と尋ねられたら、答える方≠ヘもっときちんと考えて答えるべきでした。
上司からしてみれば、「社会人として当たり前の知識
で(知っていて当然)、その上で指示を出している。」ということです。
稟議≠竍粗利≠ェわからないということは、その意味から教育しなければならない、指示した仕事(やって欲しい事)ができないということです。
答える方≠ゥらしてみれば、「パソコンできるか?って聞いただけじゃないか。稟議≠ネんて聞いたこともないし、粗利≠チてなんだよ?!」ということです。
つまり、文章やレイアウトの下書きや、必要な項目、あるいは計算式を提示してくれないとできないということです。
上司(あるいは面接官)は、あなたの【仕事レベル】を把握していない
と(判断できていない)、このような結果になり、それが業務実績を悪くし、やがて、あなたの名前は余剰人員の名簿に載ってしまうでしょう。
でも、もし、上司があなたの【仕事レベル】を分かっていたら…。あなたはその
企業に採用されていなかったと思います。どちらにしても哀しいことです。
“パソコンができる”からといって、“仕事ができる”ということではありません。社会人としての(その会社、業種、職種での)必要最低限の言葉や、ビジネス文
書、計算式など身に付けておかないと、いくらパソコンが使えても、あなたは“仕事ができない”人になってしまうのです。
JESパソコンスクール甲府では、パソコン操作はもちろんですが、さらに その考え方≠中心に実習します。
先程の事例もー (※稟議≠竍粗利≠フ意味が分かったとしてー) |
上司:稟議書のフォーマットを作ってくれ。
あなた:
お急ぎですか?
上司:
ウチには決まったフォーマットがないんだ。
あなた:
所属、氏名、金額や目的。それ以外の必要な項目は。
上司:日付と承認欄かな。
あなた:もちろん、そうですね。
あなた:いつまでに作れば良いですか?
上司:今週いっぱいに…。
あなた:(
やった!楽勝じゃん!)
上司:(こいつできるじゃん!)
会話をしているだけでイメージができる。
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上司:今月の売上情報から粗利を出して表にしてくれ。
あなた:何のためにですか?
上司:
来週の会議で利益を発表したいんだ。
あなた:
売上情報には原価の値がありますか?
上司:商品マスターから抜き出してくれ。
あなた:売価も商品マスターからで良いですか?
あなた:売上情報からは数量だけですね。
上司:頼むよ…。
あなた:(
やった!楽勝じゃん!)
上司:(こいつできるじゃん!)
後はレイアウトと作業だけ! |
稟議≠竍粗利≠ェ分かっていれば、この様な【会話】に持ち込めます。この【会話】が最大のポイントなのです。
仕事の【指示】から
【教育】にかわって、それが“仕事ができない”人になる。仕事の【指示】から確認を含めた【会話】になると、もうそれで“仕事ができる”人になるのです。
たとえ実業務で作ったことがなくても、その【会話】の中で、いろいろな情報を拾い上げてイメージを作るのです。
【指示】されたときに意味が分からなくても、「後でネットで調べれば良いじゃん!」と思ってしまいますが、それでは遅いのです。仕事にはレスポンスやタイミングも重要なのです。【指示】された後日(あるいは数時間後)に【会話】をしても、それは【教育】(“聞かなければ分からない”)になってしまうのです。
ほんの小さなことで、仕事の評価が大きく変わってしまうのです。その仕事について【会話】ができ、なお“パソコンができる”というのが実務レベルのセミナー目標です。
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